プロジェクトP



プロジェクトPはうちのサークルのPを描いた作品

奴は天才でした。

〜風の中の昴ー。砂の中の銀河ー。みんなどこへ行った〜



ProjectP1から読んでね。





C3PO撤収。

舞台から降りてきた。

男達は満足しきった顔でC3POを迎えた。

アンタすげーよ。←俺の心の声。



興奮冷め上がらぬなか

男達は返り絵の具で染まった体を洗い流すために大浴場へ向かった。





ザー。バシャバシャバシャバシャ..........。

絵の具を洗い流す男達。



横を見るとPがいた。

念入りに体を洗うP。

ゴシゴシゴシゴシ.............。



Pから洗い流された金色の絵の具が金色の川となって排水口に流れている。

これが噂に聞く黄河?

それとも黄金水?

ブツブツ言う俺。



今旅館の人が来たら絶対出入り禁止だな。

しみじみ思う俺。



だってみんなの体から流れてる絵の具であたりは金色。

まぁゴージャスな風呂場だこと。

金箔使用でっせ。



Pは頭を洗っている。

洗い流されていく絵の具。

「ああ。髪がない.....。」

ぼそっとつぶやいたP。



「俺来月舞台なのに、絶対怒られるー」

そうPはもう一つダンスのサークルに入っていて来月舞台なのである。

P : 「一ヵ月で髪って伸びます?」

俺 : 「伸びる伸びる。ボーボーや。」

↑無責任な俺。



しかし坊主のダンサーっているのかしら?

ちょっと同情。

でもおいしいしな。ええやろ。なぁPよ。



風呂も入って再び宴会に合流。

「わっしゃっしゃっしゃっしゃ!」

男達はご機嫌。

Pもご機嫌。飲みすぎてるよ。





いつの間にか酔い潰れてた俺は、Pがいないことに気づいた。

「部屋かな?」

↑あまり気にしない俺。



朝起きるとPがいた。

俺 : 「どこにおったん?」

P : 「酔い潰れて外の橋の上で寝てました。」

旅館の外には小さい堀があり、それにかけられてる橋の上で寝てたらしい。



なんでそんなとこで寝てるねん。



P : 「それでね。朝旅館に来た人がおかみさんに"橋の上に丸坊主の人寝てるよ"って言ったらしいんですよ」

俺 : 「うんうん。それで?」

P : 「そしたらおかみさんは"いや。うちには坊主のお客さんは泊まられてないですけど...."って言ったらしいんですよ。」

俺 : 「うんうん。」

P : 「それで僕が起きて旅館に入っていったら"イーヤー!髪なくなってるー!丸坊主ってあなただったの?"って言われました。」



そらおかみさんもビックリするわ。



だって前の日髪長かったやつが、次の日見ると丸坊主。

いや剃刀で剃ったから海坊主か?

ツルツルてんよ?

ライク ア 一休やで。(一休さんのようにヤデ)



そらビックリやわ。







そして合宿は終わり男達は去っていった...........。



〜風の中の昴ー。砂の中の銀河ー。みんなどこへ行った〜



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