プロジェクトP
プロジェクトPはうちのサークルのPを描いた作品
奴は天才でした。
〜風の中の昴ー。砂の中の銀河ー。みんなどこへ行った〜
ProjectP1から読んでね。
Pに恍惚の表情を浮かべながら金色の絵の具を塗りたくる男達
完成まであとちょっと。
後ちょっとでPはC3POになれる!
「コンコンコン」
誰か来た!
もし旅館の人だったらマズイ。
部屋でこんなものを作ってる俺達は絶対に追い出される!←当り前。
「もうすぐ出番ですよー。早くしてくださいー。」
後輩やった。
「おどかすなボケ!」←殺気立つ男達
後輩 : 「うわ!なんですか?これ?Pさんや!ワッシャッシャッシャッシャ」
大爆笑。これなら大丈夫や。宴会芸は今年も俺らが主役や。
後輩 : 「でももう俺らの時間なんですけど...........。」
男達 : 「ならお前らでなんとかしといて。」
後輩 : 「何やるんですか?」
男達 : 「Pがはくことになってる紙オムツが余ってるからこれはいて時間もたしといて」
後輩 : 「えー。絶対いややー」
そらそうや。素っ裸に紙オムツはいて舞台でなんかやれって言われても普通の人には無理や。
俺も無理。絶対無理。
男達 : 「ええから何人か呼んでこい!」
後輩 : 「はい。はい。」
呼んでる間も俺らはPに絵の具を塗りたくってた。
ぬりぬりぬりぬり.............
急ピッチで進められる作業。
最初は指先に絵の具をつけて塗っていたのにいつの間にか手の平全体でPに塗りつける。
Pもこんなに大勢の男達に撫でられるのははじめての経験のはず。
しかしそんなことを言っている暇はない。
男達に残された時間は後わずかなのだから.................。
後輩 : 「呼んできました。」
後輩が7人きた。
男達 : 「ほなこれ(紙オムツ)はいて時間もたしといて」
後輩 : 「えー。絶対嫌やー。そんなん。」
男達 : 「ええから!もうちょっとでP出来上がるから!」
しぶしぶ従う後輩7人。
素っ裸に紙オムツをはいた7人。
めちゃめちゃ気持ち悪い7人。
でも照れながら紙オムツをはいてた後輩はちょっとかわいかった。
そして準備は万端。バッチグー
彼らは悠然と舞台へ向かった...............。
あれ見ても他大学の奴らは絶対ひくやろうなー。←俺の心の中。
そうしている内にPは完成!
黄金に輝くP。
はいてるのは紙オムツのみ。
「うおー」と叫びながらガッツポーズを決めるP
ステキだー。あんたカッコイイよ。
よくこんなんやる気になったね。
えらいよ。俺尊敬しちゃうよ。
黄金のPは完璧にC3PO
いやちょっと宇宙人のグレイに似てるPはどちらかというと黄金バットって感じ。
いざ舞台へ!
しかしここから舞台まではかなりの距離がある。
この旅館は馬鹿でかいのだ。
今俺らがいるのは増築した離れ。
舞台があるのは本館の1Fのド真中。
そこに行くにはロビーと長い渡り廊下がある。
ここから男達によるC3PO輸送大作戦が始まる.........。
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